2022年8月31日 基礎知識

【2023年】ファクタリング会社9選|スピード・利用金額など目的別に紹介

【2022年】ファクタリング会社9選|スピード・利用金額など目的別に紹介

ファクタリングは、入金期日前の売掛債権を現金化できるサービスです。最短即日で入金が可能という特徴から、迅速な資金調達方法として利用する人が増えてきています。

ファクタリングのサービスを提供している会社は多数あるため、どの会社を選ぶべきか迷うこともあるでしょう。当記事では、ファクタリング会社の選び方、おすすめの会社をテーマ別に紹介します。ファクタリングを利用する際の流れも説明するので、参考にしてください。

目次

ファクタリング会社を選ぶときのポイント

ファクタリング会社を選ぶときのポイント

ファクタリングは、急きょ資金が必要となった場合に利便性の高い資金調達方法です。しかし、ファクタリング会社は数多く存在し、特徴や強みが異なります。資金調達の目的や自社の状況に沿ってファクタリング会社を検討することが大切です。

ここでは、ファクタリング会社を選ぶ際に重要なポイントを7つ紹介します。

契約方法

ファクタリングは、2社間ファクタリングと3社間ファクタリングに分類されます。両者の違いは、取引先を含めた契約となるか否かです。

2社間ファクタリングは「サービス利用者」と「ファクタリング会社」で完結し、取引先には通知されません。一方の3社間ファクタリングは「サービス利用者」「取引先」「ファクタリング会社」で行われるファクタリングです。

2社間ファクタリングは取引先を通さないため資金調達スピードは早いですが、3社間ファクタリングと比較して手数料が高い傾向にあります。対して3社間ファクタリングは手数料は低くなりますが、取引先も介入するため手続きが増えます。

ファクタリング会社がどちらのファクタリングに対応しているかを事前に確認しておきましょう。

 

手数料

入金スピード

取引先への認知

2社間

高い

速い

なし

3社間

低い

遅い

あり

手数料

ファクタリングは、売掛債権をファクタリング会社に売却し、手数料が差し引かれた金額を受け取るサービスです。そのため、手数料が高すぎると受け取る金額が減ってしまいます。

ファクタリングサービスの中には最短で即日利用可能なサービスもありますが、その分手数料が高くなっていることもあるため注意が必要です。手数料が高額なファクタリングを頻繁に利用すると逆に資金繰りが悪化してしまうケースがあるため、複数社から見積もりを取るなど慎重に検討しましょう。

入金スピード

すぐにでも資金を調達したい場合は、申込から入金までのスピードも重要になります。審査や手続きにかかる時間は各社で異なるため、事前に確認するようにしましょう。2社間ファクタリングは即日から5日程度が目安、3社間ファクタリングは1〜2週間が目安です。

利用可能な金額

ファクタリング会社によって買取金額の上限・下限が異なるため、調達したい金額に応じてファクタリング会社を検討することが大切です。売却した債権が少額であれば利用可能金額の下限を、高額であれば利用可能金額の上限を見るようにしましょう。

手続きのしやすさ

手続きのしやすさもファクタリング会社を検討する際の重要なポイントです。用意する書類が多かったり、手続きの内容が複雑であると手間と時間がかかってしまいます。最近ではオンラインで完結するサービスも多くなっているので、対応しているかどうかを確認するとよいでしょう。

償還請求権の有無

ファクタリングは原則として償還請求権なしで契約することができます。償還請求権とは売掛金を回収できなくなったとき、ファクタリング会社がサービス利用者に請求できる権利です。

償還請求権がなければ、万が一売掛債権を回収できなかったときも会社に請求されるリスクがありません。また、償還請求権がある会社は審査のハードルが低い反面、悪徳業者である可能性もあるので十分に注意しましょう。

信頼性

ファクタリング会社を利用する上で会社の信頼性は重要です。「手数料の安さだけで決めた会社が違法業者だった」というケースもあります。違法業者はファクタリングをうたって貸付を行っていることがあり、様々な被害が報告されていることから金融庁も注意喚起しています。

リスクを避けるためにも、ファクタリング会社の公式ホームページや口コミを確認した上で慎重に検討するようにしましょう。

個人事業主・フリーランスにおすすめのファクタリング会社

個人事業主・フリーランスにおすすめのファクタリング会社

ここでは、個人事業主・フリーランスにおすすめのファクタリング会社を3社紹介します。

PayToday(ペイトゥデイ)

2社間ファクタリング

3社間ファクタリング

手数料

1〜9.5%

入金スピード

最短30分

調達限度額

10万円〜上限なし

手続きのしやすさ

オンラインで完結

運営会社

Dual Life Partners株式会社

PayTodayは、入金待ちの請求書(売掛金)を売却して資金を調達できる2社間ファクタリングを提供しています。独自のAI審査によるオンライン完結で即日審査・即日振込に対応しており、最短30分での入金も可能です。

PayToday(ペイトゥデイ)

フリーナンス即日払い

2社間ファクタリング

3社間ファクタリング

手数料

3%〜10%

入金スピード

最短即日

調達限度額

記載なし

オンライン完結

運営会社

GMOクリエイターズネットワーク株式会社

フリーナンスは、フリーランス・個人事業主を対象に「お金と保険のサービス」を提供しています。その中のサービスの一つ「フリーナンス即日払い」は、フリーランス向けファクタリングサービスです。手数料が3%〜10%と比較的安く、即日の振込が可能となっています。

フリーナンス即日払いの審査は書類をもとにAIが行うため、わざわざ面談のために足を運ぶ必要がありません。

フリーナンス即日払い

OLTA

2社間ファクタリング

3社間ファクタリング

手数料

2%〜9%

入金スピード

即日可能

調達限度額

記載なし

オンライン完結

運営会社

OLTA株式会社

OLTAは、日本マーケティングリサーチ機構が行った「中小企業経営者・個人事業主が選ぶオンライン型ファクタリング」でNo.1を獲得したことがあるファクタリングサービスです。

AI審査を採用しているため、オンラインで完結するのはもちろんのこと、手数料2〜9%という費用の安さが大きな魅力です。

OLTA

スピード入金重視のファクタリング会社

スピード入金重視のファクタリング会社

ここでは、スピード入金重視のファクタリング会社を3社紹介します。

QuQuMo(ククモ)

2社間ファクタリング

3社間ファクタリング

手数料

1.0%~14.8%

入金スピード

最短2時間

調達限度額

上限下限なし

オンライン完結

運営会社

株式会社アクティブサポート

QuQuMo(ククモ)は申込から入金まで最速2時間で完結するという、迅速に資金調達したい方におすすめのサービスです。オンライン完結でスマートフォンやPCから手続きが可能となっています。

また、契約締結に関しても、弁護士ドットコムが監修した電子契約サービス「クラウドサイン」を使っているため、情報セキュリティの面でも安心して利用できます。

QuQuMo(ククモ)オンラインファクタリング

ペイトナーファクタリング

2社間ファクタリング

3社間ファクタリング

手数料

一律10.0%

入金スピード

最短10分

調達限度額

1万円~25万円

オンライン完結

運営会社

ペイトナー株式会社

ペイトナーファクタリング(旧yup)は、買取可能額が1万円から25万円と小口の資金調達向けのファクタリングサービスです。手数料は一律10.0%で、買取金額や他の条件による手数料の変動はありません。なにより申込から入金まで最速10分というスピードは、独自の強みでしょう。

会員登録が必要であるものの、迅速に資金調達をしたい方にはおすすめのファクタリングサービスです。

ペイトナー ファクタリング

ベストファクター

2社間ファクタリング

3社間ファクタリング

手数料

2.0%~20.0%

入金スピード

最短1時間

調達限度額

10万円~1億円

オンライン完結

運営会社

株式会社アレシア

ベストファクターは、調達限度額が10万円から1億円と小口債権・大口債権ともに幅広く対応しています。1,000万円までならオンラインで完結でき、最短1時間での現金化もできます。

ベストファクター

利用可能額が大きいファクタリング会社

利用可能額が大きいファクタリング会社

ここでは、利用可能額が大きいファクタリング会社を3社紹介します。

事業資金エージェント

2社間ファクタリング

3社間ファクタリング

手数料

1.5%〜20%

入金スピード

即日可能

調達限度額

20万円〜2億円

オンライン完結

運営会社

アネックス株式会社

事業資金エージェントの最大買取金額は2億円です。500万円まで最短3時間の振込も可能となっており、即日にまとまった資金を調達したい場合にも対応しています。

事業資金エージェント

ビートレーディング

2社間ファクタリング

3社間ファクタリング

手数料

2社間:5%〜20%、3社間:2%〜9%

入金スピード

最短5時間

調達限度額

上限下限なし

オンライン完結

運営会社

株式会社ビートレーディング

ビートレーディングは、取扱件数業界トップクラスの3.7万社、累計買取債権額900億円と実績豊富なファクタリング会社です。調達可能金額に制限がないため、金額を気にせず利用できます。

また、ビートレーディングの「注文書ファクタリング」は、納品前の請求書でも売掛金を買い取ってもらえるため、資金繰りの改善が期待できます。

ビートレーディング

マネーフォワード・アーリーペイメント

2社間ファクタリング

3社間ファクタリング

手数料

1.0~10.0%

入金スピード

初回:最短5営業日

初回以降:最短2営業日

調達限度額

〜数億円

オンライン完結

運営会社

マネーフォワードケッサイ株式会社

マネーフォワード・アーリペイントは、東証一部上場企業であるマネーフォワードのグループ企業である、マネーフォワードケッサイ株式会社が提供するファクタリングサービスです。

最短2営業日で売掛金の早期資金化が可能であり、手数料率1.0%〜の業界最安水準です。数億円規模の資金調達を希望している方でも安心して利用できるサービスです。

マネーフォワード・アーリペイント

ファクタリング会社を利用するときの流れ

ファクタリング会社を利用するときの流れ

ここでは申込から送金まで、ファクタリング会社を利用する際の一連の流れを紹介します。

1.

申込

2.

書類提出

3.

審査

4.

契約

5.

入金

6.

送金

申込

ファクタリングの申込は、以下いずれかの方法で行います。

  • インターネット
  • 電話
  • FAX
  • 窓口
  • 郵送

時間や手間を極力減らしたい場合は、インターネットがおすすめです。

書類提出

ファクタリング会社が指定する書類を提出します。基本的には以下のような書類が求められます。

  • 身分証明書
  • 通帳
  • 請求書・発注書・納品書・契約書
  • 売掛先企業との基本契約書

ファクタリング会社によって追加で必要になる書類もあるので、事前に確認して用意しましょう。

審査

提出書類をもとに審査が進められます。ファクタリングは売掛債権を回収するサービスなので、審査では売掛先の信用力が重視されます。たとえば、業績が安定している企業であれば売掛金の回収が見込めるため、審査に通りやすくなります。逆に売掛先の信用が低い場合、ファクタリング会社のリスクが高くなるため、売掛債権を買い取ってもらえないことがあります。

契約

契約内容を確認の上、契約手続きを進めます。契約書は契約が完了した段階から法的効力を持った書面になります。契約内容は一語一句漏らさず確認することが大切です。

また、契約書の控えは必ずもらい保管しておきましょう。契約書の控えを保存しておくことで、トラブルを避けることにつながります。

入金

ファクタリング契約が完了したら、ファクタクリング会社から指定の口座に入金処理が行われます。

送金

売掛先の企業から入金があったら、ファクタリング会社へ送金します。支払いが遅れると大きなトラブルになる恐れもあるので注意する必要があります。期日通りに支払えない状況が想定されたら、すぐにファクタリング会社に連絡しましょう。支払期日の延期を打診するのも、トラブルを避ける一つの方法です。

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「freee資金調達」で最適な資金調達方法を見つけよう

ファクタリングは、売掛債権の入金期日前に資金が必要になった場合に有効な方法であり、融資と比較して早期の資金調達に役立ちます。ファクタリング会社によって手数料や内容が異なるため、自社の状況をみて適切なファクタリングサービスを検討するようにしましょう。

また、ファクタリング以外にも、銀行融資や補助金など様々な資金調達方法があります。自社の状況に合わせて最適な資金調達を選ぶことは、経営者として必要なスキルです。事前に資金調達方法の選択肢を把握しておけば、今後資金が必要になったときも慌てずに準備することができます。

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  • ローン商品や給付金等の情報は、特に断りがない限り記事公開現在のものです。最新の情報は各金融機関のホームページや公式サイトでご確認ください。
  • freee資金調達はお客様のサービス選択時の参考情報提供を目的としており、特定の金融機関、ローン商品の優劣を示したものではありません。
  • 各金融機関の審査結果によっては利用できない場合があります。

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