“プロテイン好きOL”から屈指のインフルエンサーへ。クラウドファンディングに挑んで 商品開発の主役に!
【連載コラム】個人事業主の挑戦の舞台裏

企業に属さず、自身の活動で社会に価値を提供する個人事業主。その活動の裏にはどんな想いや苦労があるのか。この連載では、個人事業主のビジネスストーリーや挑戦をインタビュー形式でお届けしていきます
今回お話を伺ったのは“運動しないプロテイン愛好家”として、2.5万人のフォロワーを持つプロテインひろこさん。Instagramを中心に健康・美容食としてのプロテインの楽しみ方を女性に向けて提案。テレビや雑誌など幅広いメディアで活動するとともに、プロテイン商品のプロデュースにも携わっています。インフルエンサーとしての活動から、ビジネスの舞台へと活躍の場を広げていった経緯をたっぷりと語っていただきました。
●インタビューイー:
“運動しないプロテイン愛好家”
プロテインひろこさん
●プロフィール
これまで400 種類以上ものプロテインを試してきた“運動しないプロテイン愛好家”。筋肉をつけるために飲むイメージの強かったプロテインをきれいになる方法の一つとして提案し、Instagramでは多くの女性の支持を集めている。
「マツコの知らない世界」など各種メディアで注目を浴び、女性向け美容プロテイン「タンパクオトメ」をはじめとした商品プロデュースにも多数携わる。“地域おこしプロテイン”として自ら開発に取り組んだ高知県四万十町の「生姜プロテイン」ではクラウドファンディングで300万円近い支援総額を集め、現在自らのECサイトで販売中
“普通のOL”がプロテインにハマったきっかけ

美容・健康トラブルの改善方法を探した先にたどりついた「プロテイン」
──どうしてプロテインに興味を持つようになったのでしょうか?
多忙な会社員生活を送っていた30代半ばの頃、美容や健康面のトラブルを感じるようになってきたんです。このままではいけないと思いジムに通ったりもしましたが、もともとの面倒くさがりという性分にくわえ、仕事が忙しい中で時間を取るのが難しく、結局続けられなくなってやめてしまいました。
もっと日常生活の習慣にラクに取り入れることができるものはないかと考えて、食生活を見直すために専門家の方に毎日の食事内容をみてもらったところ、「たんぱく質が足りていませんね」という指摘を受けました。たんぱく質というと運動で身体を鍛えるために必要なものと認識していたのですが、筋肉を維持するだけでなく、代謝を高めたり、肌や髪といった美容面にも欠かせない成分だということがわかりました。そこで日々の食事でたんぱく質を取るように心がけてみたのですが、料理が苦手なこともあり、それも続けるのが難しくて。
そんなときに、ジムで飲んだプロテインのことを思い出したんです。それまでプロテインには美味しくない筋肉増強剤のようなイメージがありましたが、ジムで出されたプロテインはとても甘くて飲みやすく、「今のプロテインってこんなに美味しくなっているんだ!」という印象が強く残っていました。
プロテインで変化を実感。Instagramで発信するように
──実際にプロテインを飲み始めて変化はありますか?
プロテインを生活に取り入れるようになったら、最初の1、2ヶ月で肌荒れの改善や髪のボリュームアップといった美容面の効果を感じることができました。その後も食生活をコントロールしながら飲み続けていると、特に運動もしていなかったのに体重を落とすこともできたのです。「プロテインすごい!」と気づいたのが4年前のことです。
──それからプロテインの魅力を発信するようになったんですか?
こんなに効果の得られるプロテインを“マッチョのお供”的な存在のままにしておくのはもったいないと思ったんです。仕事や家事に追われて、自分の美容や健康は後回しになっている女性にこそ必要なんじゃないかと。それで、プロテインの魅力を広めていこうと思ったのがきっかけです。
でも、最初は何から手をつければいいのかわからず、まずはいろいろな種類のプロテインを飲んでみてInstagramにアップすることから始めようと思い、プライベート用とは別に誰にも言わずこっそりと“プロテインひろこ”という名前でアカウントを作り、プロテインに関する情報のアウトプットをはじめました。
プロテインの“専門家”に至った経緯

情報発信の影響力を高めるために「プロテインマイスター」の資格を取得
──Instagramでは、すぐに反響を得られたんですか?
Instagramへの投稿を始めた4年前はまだまだプロテイン=筋肉というイメージが強かったので、プロテイン好きなOLという立ち位置で女性向けにプロテインの魅力を発信していても、全然フォロワーは増えませんでした。それどころか、会社でアカウントがバレて笑われる始末で(笑)。そこで、自分の知見をもっと高めて影響力を強められるようにと、翌年にたんぱく質のスペシャリストである「プロテインマイスター」の資格を取得しました。
同じ頃、WEBメディアの記事でプロテインが取り上げられる機会が徐々に増えてきたので、そうした記事の監修を積極的に無報酬で受けました。休日にはその作業にほぼ時間を費やし、知識を深めながら「プロテインひろこ」の名前を知ってもらうための実績づくりに励みました。
──当初のフォロワー数は500人程度だったとのことですが、それが大きく飛躍したきっかけは何だったのでしょうか?
Instagramを始めて1年くらい経った頃、『めざましテレビ』の取材を受けたんです。女性の間でプロテインの人気がじわじわ上がってきていて、それを紹介する企画にフィットする女性をSNSで探している中で私に目を留めてくれて。運動をしていなくてもプロテインを取り入れているOLがいるという形で紹介されました。
Instagramのフォロワー数は少なかったのですが、「プロテインひろこ」という名前のおかげで「プロテイン」とSNS上で検索すると私の名前が上位に挙がるようになっていたことが実を結んでくれました。
“運動しないプロテイン愛好家”を自らのキャッチフレーズに
──メディアの力はどの程度意識していたんでしょうか?
元々はそれほど意識してはいなかったのですが、一般人女性という形ながら『めざましテレビ』で紹介されたことで一気に注目度が上がったので、メディア向けの露出を増やしていく戦略に切り替えました。個人のSNSで発信してもほぼ誰にも届かないので、メディアの力を借りて「美容と健康のためのプロテイン」を広めたほうが手っ取り早いと思ったんです。雑誌を中心に、積極的にアプローチをかけるようにしました。
当時はWEBメディアに関係する仕事に就いていたので、仕事で出会った出版社の人に片っ端から「オリンピックまでにブームが来ます!」と、自分のポートフォリオと記事ネタをまとめた企画案を出しまくりました。“ギャラは要りません”と付け加えて(笑)。
──それが『女性自身』の記事につながったのですね。
『めざましテレビ』のときはただのプロテイン好きなOLという位置づけでしたが、『女性自身』で“プロテインに精通した専門家”として誌面に登場することができたのは大きかったですね。
メディアの人は、他の媒体に登場する専門家のことをチェックしていますから。『女性自身』をきっかけに、いろいろなメディアから声をかけてもらえるようになりました。
──そして、2020年6月に『マツコの知らない世界』に出演されました。これはどういう経緯だったのでしょうか?
『マツコの知らない世界』に出演するのが2020年の目標だと周囲に公言するくらい狙っていました(笑)。「プロテイン=筋肉増強剤」という誤解を払拭するために最も影響力がある番組だと思ったからです。プロテイン人気の高まりを受けて、企画として取り上げるに違いないと思っていて。出演者を探しているときに「プロテインひろこ」の名前が挙がるように、SNS上で専門性を追求したりメディアでの露出を増やしたりして網をかけておくことに力を注ぎました。
“運動しないプロテイン愛好家”と名乗るようになったのも、メディアに登場するようになってからです。“マッチョのお供”という従来のプロテインの位置づけとは対極的なイメージを打ち出そうと考えました。事実、私はめんどくさがりのズボラ人間なのですが、メディアで自分のポジションを売っていくためには、わかりやすさとインパクトが大事だと思うんです。そうした甲斐あって、出演依頼をいただくことができました。
──番組出演の反響はいかがでしたか?
予想以上の反響がありました。日頃からWEB上の検索ワードの動きをチェックしているのですが、「プロテイン」の検索数が一気に380%も跳ね上がって。実際にスーパーやドラッグストアからプロテイン商品が売り切れる事態に。その後も1ヶ月くらい検索数が増え続けて、WEBでのプロテイン商品全体の売上もアップしました。
インフルエンサーからビジネスの世界へ

“片思い”状態で発信を続けていたら、大ファンのメーカーからコラボの依頼が
──Instagramで女性向けのプロテインの情報を発信するインフルエンサーとしての活動は、どのようにビジネスに結びついていったんでしょうか?
初めて商品開発に携わらせていただいたのは、宮崎県に本店がある「タマチャンショップ」さんとのコラボ商品です。マッチョ向けプロテインが多い中で、世の中に先駆けて“美容と健康のために一般の人にもプロテインを”というコンセプトで「タンパクオトメ」という女性用プロテインを販売していて。私がさまざまなプロテインを試していた頃に出会って大ファンになった商品でした。
心から素晴らしい商品だと思っていたので、Instagramやテレビ出演の際に熱心に「タンパクオトメ」の魅力を紹介したり、都城市の本店ショップを訪れたりと、“片思い”状態で発信を続けていました。そうしたら、一度もお会いしたことはなかったのですが、「新商品を一緒に作りませんか」とお声をかけていただいて。こちらから売り込みしたりすることは一切なく、ただただ一方的に愛を叫び続けていたら、振り向いてもらえた感じでした(笑)。
──プロテインのインフルエンサーとして商品開発に携わっていきたいという思いは抱いていたのですか?
そうですね。当時は筋肉のための男性向けプロテインばかりでしたので、女性が美味しく続けられる美容と健康を目的とした商品作りには関心がありました。
「タマチャンショップ」さんと新商品のコンセプトを一緒に考えている中で、「忙しい朝に手軽に飲めるプロテインがあれば習慣化していけるよね」という話になって2020年3月に誕生したのが、日本初の朝専用プロテイン「タンパクオトメ すこやか朝バナナ味」です。監修というポジションで関わらせていただきました。
──2020年3月に「タンパクオトメ すこやか朝バナナ味」が誕生して、6月には店頭でのプロテインドリンク展開もスタートしていますね。
「タンパクオトメ すこやか朝バナナ味」を世に広めるPR戦略として、「タマチャンショップ」さんにスポンサーになってもらい、定額制コーヒースタンドのお店でプロテインスムージーを初回1ヶ月500円の定額制で飲めるサービスを提供しました。
「プロテインひろこ」の活動と並行してWEBメディアの運営や飲食店事業を行う会社に籍を置いていたので、ショップでの展開は社員の私が作ったメニューを提供するという形で、その会社の事業として進めました。
じつは、自分でプロテインスムージーのお店を開きたいと思っていた時期もあります。渋谷区の創業プランコンテストに応募したんですが審査に通ることができず、資金面のことを考えても店舗オーナーの道は難しいと思い、諦めていました。
飲食店事業を行う会社に勤務していたことで、結果的に会社員として自分のやりたかったプランをノーリスクで実現できた形になりました。「定額サブスク×プロテイン」は当時新しく、テレビや新聞・雑誌など多くのメディアに露出することができました。

自らの手で商品開発から販売まで

「地域おこしプロテイン」でクラウドファンディングに挑戦
──2021年には自ら開発したプロテイン商品、高知県四万十町産の「生姜プロテイン」でクラウドファンディングに挑戦しました。どのような経緯だったのでしょうか?
2021年から地元の福岡にUターンして仕事をしているのですが、以前から地域おこし活動に興味があったので、地元で暮らすようになってからより強い思いを抱くようになりました。そんなときに、以前に仕事でご縁のあった高知県四万十町の方からお声をかけていただきました。
現地を訪れて色んな生産者さんを視察させていただく中で、種となる生姜(親生姜)の使いみちがなく捨てているという話を聞きました。生姜と言えば、冷え改善や基礎代謝アップを助けてくれるパワーフード。生姜とプロテインを組み合わせれば今までになかったプロテインを作れるのではと、商品開発に取り組みました。高知県四万十町は、生姜の生産量日本一を誇る地域でもあるのですが、知られていないことも多く、地域応援にも繋がるのではと感じました。
──それまでは監修という立場で商品開発に関わっていたのが、企画段階から取り組むことになったんですね。
はい。これまで400種類飲んできた経験を活かした最高のプロテイン商品を開発したいという思いが募って、食材探しから資金集め、商品づくり、宣伝、販売まで全部自分が中心となって行いました。開発資金をどのようにして調達するかが問題だったのですが、私のような個人事業主が銀行から融資を受けるのはハードルが高いことはわかっていました。クラウドファンディングは地域応援の取り組みと相性が良いと思い、「CAMPFIRE」で支援を募ることにしました。
参考:地域おこしプロテイン!高知県四万十町の「生姜プロテイン」で自分も社会にも温かく!(CAMPFIRE)
公式ECサイトを立ち上げて販売事業をスタート
──クラウドファンディングでは、順調に支援額を集めることができたのですか?
ただプラットフォームに登録するだけで支援を集めるのは難しいだろうと思い、開始前には入念な準備をしました。 複数のSNSを使った段階的な告知、知り合いに一通一通積極的にシェアをお願いするメッセージを送り、LIVE配信などのイベントの機会があれば積極的に参加しました。その結果、開始から14時間で目標金額100万円を達成することができました。クラウドファンディングは一般的には3割が知り合いからの支援、あとの3割が知り合いの知り合い、残りは全く知らない人からの支援といわれています。やはり知人のシェアが一番強いので、そこをすごく意識しましたね。
クラウドファンディングはスタートと最後が盛り上がる傾向がありますが、その間の期間は鈍化することが多いそうです。その間は、プレスリリースを書いてメディアに直接送ったり、商品への想いや進捗を共有する活動レポートを書いて支援者にシェアを呼びかけたり、お世話になった方や友人に一人ひとり支援をお願いするメッセージを送る“どぶ板営業”を最後まで必死に続けて、最終的に300万円近い支援を受けることができました。実は商品開発の費用は総額400万円ほどかかったのですが、銀行から融資を受けることなく支援金と自己資金で商品開発を行うことができました。今年4月からは公式ECサイトで一般販売を開始しています。
InstagramなどのSNSで活動する個人のインフルエンサーが自分で開発した商品を販売していく際には、大手企業のように広告を大量に打って不特定多数の人たちを集める手法はなかなか取れません。絶対に妥協せず良い商品を作り、その過程も含めてSNSでシェアし、フォロワーさんの声も反映しながら進めていく活動に共感してくれている方が購入していただけれると嬉しく思います。また、この活動が自己満足で終わらないよう、地域応援の事業としてきちんと成立するために、より多くの方に知っていただくためにテレビや雑誌に露出を増やすPR活動にはかなり力を入れています。
今回の取り組みを「綺麗事だ」と心無い言葉を投げかけられることもありましたが、第一弾の「地域おこしプロテイン」をしっかり確立させ、今後仕組みとして回っていくことを目指しています。
──クラウドファンディングに取り組んでみての成果はどのように感じていますか?
多額の支援をいただいたことはもちろんですが、プロテインによる地域支援の取り組みを多くの方に知っていただけたという広報的側面が一番大きかったと思っています。金融機関から融資を受けるとなるとネガティブチェックだらけですが、クラウドファンディングの場合は商品にまつわるストーリーを知った上で応援してくれ、今後の取り組みを見守っていただける。そうした方たちと繋がることができたのは、大きな財産になりました。
今後の活動について

まずは“行動に移す”ことが状況に変化をもたらす
──今後はどのような活動の展開を考えているのでしょうか?
プロテインを通じた地域おこしの取り組みとして、第一弾の高知県四万十川に続き、現在は北海道での企画が進行中です。資金面の問題をクリアしながらになりますが、「地域を元気にする」というライフワークとして続けていけたらと思っています。
今までは監修という立場で商品づくりに関わってきましたが、それはあくまでもアドバイザー的な役割でした。イチから自分で開発していくという全然違った経験をしたことで、一段レベルアップした気がします。「プロテインの正しい知識を伝える」というこれまでの活動を継続しながら、プロテインの持つ可能性をさまざまな食のジャンルへと広げ、幅広い世代の方へ元気をお届けする役割を果たしていけるといいですね。
──“プロテイン好きOL”という立場からスタートして、インフルエンサーとして注目を集め、自ら商品の開発・販売事業まで手がけることになりました。同じような活動を志している方に向けてアドバイスをお願いできますか。
プロテインに興味を持ち始めた当初は普通のOLでしたし、いつかプロテインが仕事に結びついたらいいなと漠然と思っていたくらいでした。
状況に変化をもたらすのは、やはり“行動に移すこと”ですね。SNSでコツコツ発信しながらプロテインの知識を積み重ねて、「プロテインマイスター」の資格を取りました。メディアに出るようになってからも、当初は報酬ゼロで3日間かけて原稿を書いたこともあります。依頼してくれた方の期待に応える実績を一つひとつ積み重ねてきた結果、知識ゼロの状態から2年半で“専門家”として認められるようになりました。
自分が興味のあること、やってみたいことがあったら、すぐには実現できなくても、自分に足りないスキルや自分の武器を得られる環境に身を置くのも大切だと思います。プロテインのお店を開きたいと思っていたときには東京中のジュース屋さんを飲み歩き、一番品質が高いと感じたスムージー店で土日を中心に2年ほどアルバイトで働いたこともありますし、営業がしやすくなるようメディアと繋がりを持てる仕事に就いたりもしました。今の会社に籍を置いているのも、食とマーケティングの勉強をしたいと思ったからです。
──どのような環境に身を置くかは大事ですね。その中でチャンスを掴むために必要なことは何だとお考えでしょうか?
自分がやりたいことを“口に出しておくこと”は大事だったんだなと思います。一人では何もできないので、いろいろなビジネスの現場で一生懸命スキルを磨きながら、同時に自分の夢を語り続ける。四万十町の生姜プロテインも、他の仕事でご一緒した地元の方とのご縁が繋がった結果でした。
実はプロテインはここ2年ほどで大きく原価が上がっておりビジネス的には採算が厳しくなっている状況があります。プロテイン開発も難しい局面ではありますが、採算を考える前にまずは十分に納得のいく商品を作って、お客様の満足度を最優先に進めれば結果的に利益がついてくると、願望も混ざっていますが、そのように考えています。プロテインの専門家として市場の動向を見定めた上で、お客様満足度が高く、そして地域応援に繋がる持続可能な取り組みが進められたらと思っています。
(インタビュー・文:宮澤裕司)
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